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レコードアメマス

1997年3月1日、当時まだ悪いことをやっていたぼくは、2月末にサクラマスが釣れたという情報を元に釧路川遠征を決行しました。

ですが本命のイワボッキが工事のため入川できず…今日はついてねぇやと吐き捨て、仕方なく細岡へ向いました。

そして開始直後、同行のY君にアメマスがヒットしましたがすぐにバレてしまいました。

ビギナーのY君にまで先におさかなをかけられ、今日はホントついてないなぁと本格的にクサリ始めた矢先、

追い討ちをかけるようにぼくのアンバサダーがバックラこいてしまいました(泣)

まだ始めて100m足らずしか歩いていないところでこんなヘタクソなことしてしまい、半ばやる気が失せてしまいました。

その悪戦苦闘しているぼくを横目に、Y君は視界から消えて行き、辺りが静まり返ったころようやくバックラから開放されました。

そして気分転換のつもりで、今まで使っていたCDJ9-Sから、CD11-SFCにノットしなおし、

そのままその黄色の木片に、仕事しろよっ!と激をとばし、足元の倒木目がけて15mほどのダウンクロスを撃ち込みました。

流れとラインテンションで行き場が定まった彼は、冷てぇ! と言うわけはありませんが(笑)、

泣きながらゆらゆらとウォブリングし倒木の中に消えようとしました。

とその瞬間、中から出てきた黒いかたまりに、一瞬の内に飲み込まれてしまいました。

コイツは今(2005年12月末現在)でもぼくのレコードで、

その時そいつの口元で見た11cmの黄色い木片が、この時ほど小さく見えたことはそれ以来ありません。