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十勝川でみた夢(?)

1997年の秋、十勝川とある有名な河川との合流点での出来事、

日没後、浅瀬でチョロチョロとライズが始まりました。

 

6LBテストラインにF9-G(ラパラ)を結んでいたぼくは、ロッドを持つ手を休め、その様子を黙って見ることにしました。

(太刀打ちできないもんね)

ポツポツとはじまったそのライズは、瞬く間に、バババババッ!と、マシンガンを打ったような光景に変わりました。

 

それは、ひざ下まで立ちこんでいたぼくの、わずか2〜10m先の範囲で起きていたのですが、

こんなすごいライズは初めてだったので、ただ呆然とするしかありませんでした。

 

するとそのマシンガンライズの中に、猛然と割りいったさかながいました。

ビューッ! と水面を切るように2度ほど襲い掛かったそれは、90cm前後の紛れもないイトウでした。

 

そして3回目のアタックの際、立ちこんでいたぼくの姿に気付いたのか、わずか数十センチ手前で、

大きな尾びれを振って流芯へ消えていきました。

 

それ以来、3シーズンほど足を運びましたが、結局お目に掛かかっておりません。

夢でも見ていたかのような出来事でした。